ハイソな人々が住む町、つくば。そんな町で生きる、地位も名誉もお金も無い一人の独身女性の生活を赤裸々に綴る。

2012年11月09日

オバマ再選についての一考察

オバマ再選についての一考察

オバマ再選についての一考察

いやーオバマさん、再選されましたね。

「二期目に入るオバマ氏の最大の課題は経済の立て直しと雇用の拡大」
言うのは簡単だが、実際やるのは大変なこっちゃ。オバマさん、がんばってください!

さてさて、オバマ氏再選のニュースで私が気になったのはオバマ氏のファミリーアピールだ。
奥さん+娘2人を公の場に引き連れての勝利宣言。
さらにはツイッターやフェイスブックに掲載されたオバマ夫妻のハグ写真。

一見、アジア人には理解しにくい。野田総理なら絶対しないよね。
やはり文化の違いなんだろうか・・・。

しかし、私はハッとした!
この何かにつけ家族の仲睦まじさをアピールするアメリカのやり方には、実は中国儒教の思想が根底にあるのではなかろうか、と。

中国の古典「大学」に、『修身斉家治国平天下』という言葉がある。
意味は『天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭をととのえ、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきである』。
つまり、自分や家庭すらも治められずして、天下国家を治めることなどできない、ということだ。

そう!
オバマさんは、自分が家庭をととのえている様子をアピールすることで
「家庭をととのえちゃってる俺は、アメリカの国だって立派に治められるんだぜ!」
ということを言いたいのかもしれない。
深いね~。


ところで以前、旦那様の退官講義を聞きに行くという某つくばマダムに
「講義が終わったら壇上に上がって、旦那様とハグするっていうのはどうですか?」と提案してみたが、
「何言ってんの、やーよ!」と即却下された。

ま、日本はそんなもんです。





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