ハイソな人々が住む町、つくば。そんな町で生きる、地位も名誉もお金も無い一人の独身女性の生活を赤裸々に綴る。

2012年01月19日

新感動サービスエリア

先日、私用で静岡へ。
貧乏旅行の私にとって、途中立ち寄るサービスエリアでの一時がひそかな楽しみとなる。
今回入ったのは「足柄サービスパーキングエリア」。
雪化粧の富士山がよく見える、景色の良いSAだ。

新感動サービスエリア

そこにデカデカと掲げられていた垂れ幕に注目!!
『新感動サービスエリア誕生!!』

新感動サービスエリア

「そこまで言い切るからには、よほど感動させてくれるんだろうな」と期待しつつ中へ。
見ればラーメン、すし、中華粥、ファストフードなどなど、所狭しと飲食店が立ち並び、買った人は自由な席で食事を楽しむことができる。いわゆる「フードコート」がそこにあった。
休日ということもあって、家族連れがにぎやかに昼食を楽しんでいる。
家具調のテーブルやソファーなどもあり、居心地もよさそうだ。

きれいだが、でもそこに新感動は・・・・無かった。
フードコートは最近のSAにはよくある形態だ。

私は新感動を探した。

すると、年の離れたお友達がこんなものを買ってきてくれた。
「金太郎メロンパン」だ。
足柄といえば金太郎なんだそうだ。

新感動サービスエリア

ほお。
確かに、かわいいし、おいしかった。
多少感動した。
がしかし、それほどの新感動は・・・・(買ってもらって言うのもなんだが) 無かった。

私は家から持ってきたリンゴを、マクドナルドの店員さんに頼んで4つに切ってもらった。
何も注文せずにリンゴのカットだけ頼んだ私に、店員さんはニコリとしてくれた。
リンゴのカット0円、スマイル0円。
多少感動した。
がしかし、新感動かと言われると、これもさほどのものではなかった。


しょせん誇大広告だったのか。

うなだれて立ち寄ったトイレで・・・・見つけた・・・ついに見つけた新感動発見ーーーっ!!

使用中のトイレと空いてるトイレとが、赤と青のライトの色で一目で分かるようになってる!!
これはすごい!近未来的!

新感動サービスエリア

いやはや、日本人のトイレに対するこだわりは、どんどん進化し続けている。
「トイレなんて用を足せればいいでしょ?そんな所にまでなぜこだわるの?!」と外国の人は思うかもしれない。
しかし、どうでもいい所だからこそ!そこに繊細な美しさや工夫を見たとき、人は大きな感動を覚えるのだ。
そしてつくづく思うのだ。「日本人で良かった」と。



同じカテゴリー(トイレを斬る)の記事画像
ささやかな改革
土浦市役所のトイレ紙
常陽銀行のトイレ
常陽銀行
同じカテゴリー(トイレを斬る)の記事
 ささやかな改革 (2013-05-01 19:00)
 土浦市役所のトイレ紙 (2013-04-30 19:00)
 常陽銀行のトイレ (2011-11-23 10:00)
 常陽銀行 (2011-05-06 17:00)

Posted by くみこ at 18:00│Comments(3)トイレを斬る
この記事へのコメント
これからも拝見させて頂きますね。
Posted by モンクレール at 2012年01月19日 21:07
こんばんは。

とりあえず、多分、多くの人は、マックでリンゴを切ってくれ、ってお願いはしないと思います‥‥
Posted by l-supportl-support at 2012年01月20日 00:22
モンクレールさん、
はい、よろしくお願いします。


l-supportさん
いつもどうも。こんばんは。
人は支えあってこそ、人なんです。
沢山の人に助けてもらってこその、サバイバル生活なのですよ。
あ、今わたし、いいこと言いましたね。
Posted by くみこ at 2012年01月20日 11:12
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。