ハイソな人々が住む町、つくば。そんな町で生きる、地位も名誉もお金も無い一人の独身女性の生活を赤裸々に綴る。

2011年11月22日

幸せについて考えよう

幸せについて考えよう

先日、ブータンの国王夫妻が国賓として来日し・・・・帰っていった。
(記事のアップにもたついてたら、帰っちゃった)

ま、国王夫妻にはあまり興味はない。
しかし平素から清貧の生活を皆さんにお勧めしている私としては、ブータンという国には興味がある。
そうそう、人は物質的な豊かさだけでは幸せになれないのであります。
聖書にいう「人はパンのみに生きるにあらず」だ。
つくばマダム向けに言い換えれば「人はヤマザキパンだけでも生きていける」・・・いや、ちと意味が違うか。

さて冗談はさておき、幸せの国、ブータン。
2005年に初めて行われたブータンの国勢調査で、「あなたは今幸せか」という問いに対し、45.1%が「とても幸福」、51.6%が「幸福」と回答した、という話は有名だ。

しかしちょっとした疑問が生じる。
いきなり「あなたは幸せですか?」と聞かれて、ブータンの人はそんな単純に「おう幸せだよ」と即答できたのだろうか。

・・・と思っていたら、
ブータンに住む上田晶子さんという方が書かれている
ある記事を見つけた。

上田さんの記事によると、「幸せですか?」という質問については、ブータン人自身も
『質問が漠然としすぎていて、家族との生活に幸せを感じているかとか、仕事に生きがいを感じているかといった、もう少し限定的な質問にして欲しかった』
と思った人もいたみたい。
やっぱりそうだよねーっ、とブータン人と共感する私。

ただ、上田さんの記事でなるほどなーと思ったのは・・・
ブータン人は「国民総幸福量」の話を頻繁にするらしく、その”話題にする事”自体を上田さんが評価していることだ。
『国民総幸福量という概念の大きな貢献は、人々に「幸福」について考えさせ、議論させるところにあるように思われます。そして、そこから出て来る政策は、国民総生産量の増大だけを目指した政策とは、必ず違うものになってくるはずなのです。(by 上田氏)』

なるほど~。深い。
確かに、「幸せ」について常に意識して考えることって大事かもしれない。





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