ハイソな人々が住む町、つくば。そんな町で生きる、地位も名誉もお金も無い一人の独身女性の生活を赤裸々に綴る。

2011年04月23日

散髪代を節約する

1年近く伸び放題伸びた髪の毛をなんとかしたいと思っていた。
そんな時に「くみちゃん、髪の毛、切ってあげようか?」と声をかけてくれた人がいる。
日ごろからお世話になっている、やさしいお姉さんのような存在タオ子さん(仮名)だ。

ここで「タオ子さんは美容師なのか?」と思った方もいるだろう。
いや、タオ子さんはつくばに住む普通の人だ。
しかも、髪を切るのを得意にしているわけでもない。

私は去年の春も、このタオ子さんに髪を切ってもらった。
その時、髪を切るのは私が生まれて初めてだと彼女は言った。
そんなタオ子さんに私は松嶋奈々子のショートカットの写真を見せ「こんな感じに…」と言ってみたが叶うはずもなく
「んなことできる訳ないでしょー!ちゃんと切りたいなら千円あげるからスーパー銭湯の床屋に行ったら?!」
と一括された。

私にだってプライドはある。
どうせお金を払うなら、もっとちゃんとした美容院で切ってもらいたい。
何が悲しくてスーパー銭湯でおっさんたちと並んで切ってもらわなきゃならないのか。
スーパー銭湯で切るくらいなら、多少変でもタオ子さんにタダで切ってもらったほうがいい。
そんな込み入った事情のもと、改めてタオ子さんに切ってくれるよう懇願したのが去年のことだ。

そして今年も、お金の無い私はタオ子さんに切っていただくことにした。
タオ子さんにとっては人生二度目のヘアーカット。

おっと、誤解しないでほしい。
ただ節約のためだけにタダで切ってもらっているわけじゃない。
タオ子さんは不器用だが、私が社会復帰できないほどの髪型にはしないと信じてる。
仮にもしひどい髪型にされようと、私はタオ子さんを怨んだりしない決心もできている。
そんな信頼関係が本当にうれしく、幸せを感じるのだ。
つまり、タオ子さんが好・き・だ・か・ら!(チャンドンゴン風に)切ってもらうのだ。
そのへん、つくば住民の皆さんには正しく理解しておいてほしい。

で、こちらがビフォー。逆光でわかりづらいが、肩甲骨くらいまでの長さ。


そしてこちらがアフター。
タオ子さんが手がけた時間は約2時間、途中何度かくじけそうになりながらも四苦八苦して完成したのがこちら。おお!すばらしい!!


ありがとうございますタオ子さん!
おかげで7歳ほど若返り、かわいらしくなった。感謝感謝。  


Posted by くみこ at 16:59Comments(2)楽しい節約生活