ハイソな人々が住む町、つくば。そんな町で生きる、地位も名誉もお金も無い一人の独身女性の生活を赤裸々に綴る。

2011年04月22日

つくばマダムの特徴

最近電車の中吊りなどに「ツクバネーゼ」などと書いてあったりするが、これは間違っていると思う。
白金に住む婦人を「シロガネーゼ」と呼んでるのをまねしたんだろうが、それだったら「ツクバネーゼ」は「つくばね」という場所に住んでいなければならないだろう。まねすりゃいいってもんでもない。

つくばに住む婦人は「つくばマダム」と呼ばれるのが正しい。
ただ、つくばに住んでれば誰でも「つくばマダム」かというと、そうではない。
「つくばマダム」にはいくつかの特徴がある。

 1、だんな様が研究者
 2、自分自身も結婚前まで研究者、もしくは秀でた一芸を持っている。
 3、野菜や日用品は生協にグループ注文して購入する。
 4、「チノパンにめがね」といった地味めの格好だが、どこか上品かつ知的なオーラをかもし出している。
 5、「無農薬」「地球にやさしい」「高品質」のキーワードに敏感。
 6、性格はフレンドリーでオープンだが、自分のだんな様と子供にはやたら厳しい。
 7、雑談の端々で専門知識に基づいた例え話がなされる。(※夫婦関係を化学の構造式に例える、など)
 8、とことん善良
 
以上の中で、5つ以上に○がついたあなたは「つくばマダム」といっていいだろう。
山形の田舎で育った私には、つくばマダムの言動が興味深くてしようがない。
これほどまでにハイソサエティ、インテリジェント、ストリクトな人々が世の中にいたのか。
これからもつくばマダムを追っていきたい。請うご期待。