ハイソな人々が住む町、つくば。そんな町で生きる、地位も名誉もお金も無い一人の独身女性の生活を赤裸々に綴る。

2011年11月11日

手作りパン

先日、仙台の叔父の家へ車で行ってきた。
被災者証明があるから、仙台で降りても高速代ゼロ円はありがたい。
震災後にはでこぼこだった道路も、ずいぶんなめらかに修繕されていた。
東北は少しづつ元に戻りつつある。
人の心も少しづつ元に戻るといいな。

おじちゃんは私の父の弟、つまり私と血がつながっている生粋の庄内人だ。
対するおじちゃんの奥さん、つまりおばちゃんは関東出身のハイセンスな都会人。
子供の頃から、私はおばちゃんには何か違うオーラを感じており、その子供らが着ている服などもいつもおしゃれだな~と思っていた。

そんなおばちゃんが朝食で作ってくれたのが、なんと、手作りパン!
ふっわふっわで大変おいしゅうございました。
朝に手作りパンを食べられるなんてすごい贅沢だなあ。さすがおばちゃん、洒落てます。
「自動パン焼き機をね、娘が母の日のプレゼントにくれたのよ。たいしたものじゃないけど」
十分たいしたものだ。
おかあちゃん、ごめんの。
私、今まで母の日に何かあげたことあったっけ・・・。(反省)



ちなみに、おじちゃんは手作りパンよりヤマザキのシュガーロールのほうが好きらしい。
おじちゃんの食に対するこだわりは、どこか田舎くささが残っていて面白い。
なんとなく血のつながりを感じた朝だった。




  


Posted by くみこ at 12:22Comments(3)庄内を愛する女