ハイソな人々が住む町、つくば。そんな町で生きる、地位も名誉もお金も無い一人の独身女性の生活を赤裸々に綴る。

2011年12月01日

菊を食べよう

先日、某つくばマダムの何気ない発言にびっくり。
「お正月には『菊花かぶ』の上に、菊をちょこんと乗せるときれいなのよね~」

なに~?ちょこんと乗せるぅ?!
上品にもほどがあるぜ。
私に言わせれば、菊とは「大量に茹でてしょうゆをかけ、モツモツと食べるもの」だ。
味ポンをかけてもうまい。
あのシャキシャキ、キュッキュッとした歯ざわりと、独特の風味が菊の魅力なのだ。
それだのに、そーんなちょこんと乗せて食べたって、菊食った気がしないだろうよ。

そこで今日は、つくばマダムの皆様に菊の正しい食べ方をご紹介したい。
♪パラパッパパッパパ~ (3分クッキング)

まずは販売風景から。
庄内ではこのように売られている。
『もって菊』又は『もってのほか』ともいう。
名前の由来は色々あるようだが、なんで『もってのほか』って言うんだろうね。



これの花びらだけをむしり取る。
むしって、むしって、むしって・・・・これは昔から、おんな子どもの仕事とされている。



沸騰した湯にサッとくぐらせ、水気を絞る。
ザルごと食卓に出すのは、思う存分食いたまえ!!という気持ちの表現。



菊リフト。
しょうゆか、味ポンなどを少しかけて、召し上がれ。
20年前に亡くなった祖父はいつも、味の素としょうゆをかけて食べていた。

ピントが合っていなくてスミマセン。



この日の実家の晩御飯はこんな感じ。
私がベジタリアンなため、ヘルシーな食卓となっております。
食卓の照明が暗いためあまりおいしそうに見えないかもしれないが、もってのほか旨かった。
ごっつぉさん~!

  
タグ :庄内


Posted by くみこ at 16:00Comments(4)庄内を愛する女